エコウイングあかしの主催で、「明石の自然歩き隊」と題して自然観察会を、湿地が広がる松陰新田上池周辺から谷八木川を下り、河口から海岸線を西へ、昔の姿を残す八木の船泊まりまでの区間において行いました。
・日 時
前編:平成22年9月11日(土) 午前8時30分〜午後12時30分
後編:平成22年9月25日(土) 午前8時30分〜午後12時40分
・場 所
前編 : 松陰新田上池周辺から谷八木川上流部
後編 : 谷八木川中流部から八木海岸
・参加者
2日間 合計38名(スタッフ含む)
前編の11日は、まだ夏の日差しの残る暑い中でしたが、後編の25日は、心地よい風が吹き随分秋らしくなり、観察会には絶好の日和でした。
観察ポイントにおいては、スタッフの解説を熱心に聞く参加者の姿がみられ、興味や疑問を抱いた参加者からの多くの質問などがよせられました。
湿地帯に育つ貴重な植物、温暖化の影響か、明石でも繁殖しだしたトンボ、人害の象徴のブラックバスやミシシッピーアカミミガメなど、今話題に上がっている生物多様性に関する多くの事例を実際に観察することが出来ました。
参加者からは、「明石にこんな場所があるとは知らなかった」、「明石にもこんな自然があるんですね」、「谷八木川でカワセミが見られるとは思わなかった」、「谷八木川にこんなにたくさんの生き物がいるとは思わなかった」、「干潮の時にアマモ観察に行きたい」、「次回も参加したい」など、数多くの意見をいただきました。